ラリーとは?

ラリーってどんな競技?

ラリーとは、簡単に言うと林道などの公道を占有許可を受けて閉鎖し、その中での走行タイムを競う競技です。

ラリー競技は占有区間内に設けられたスタートからフィニッシュまでのタイムを競うスペシャルステージ(SS)と、リエゾンと呼ばれる移動区間から成り立っています。舗装路面、未舗装路面(ダートまたはグラベルと呼ばれます)、雪上と、あらゆる路面で行われます。

世界ラリー選手権(WRC)を筆頭に、地域選手権(日本の属するアジア太平洋地域ではAPRC)、全日本選手権、準国内格式の地方選手権という序列があります。

競技はドライバーとコ・ドライバーの2名乗車で行います。SSはあらかじめ「レッキ」と呼ばれる下見走行でコースの内容を「ペースノート」に記載しておき、本番走行ではコ・ドライバーの読み上げるペースノートをもとにドライバーがクルマを走らせます。目の前に見えるコーナーがどのくらいの『きつさ』でどのくらいの長さがあり、その後に続くのは直線なのか、高速コーナーなのか、はたまたタイトコーナーなのか、ペースノートで先々を常に頭に浮かべながら操縦していきます。グラベルの路面では走行順によって轍ができたり、岩が顔を出したりします。そのような状況を瞬時に認識して対応する能力も必要です。

  SSを結ぶ移動区間であるリエゾンでは、『コマ図』と呼ばれる特殊な地図をコ・ドライバーが読みながら、ドライバーが指定された時間通りに目的地に到着できるようにナビゲートして行きます。

ラリーは複数のSSを走行した積算タイムで順位を競いますが、リエゾンでの早着・遅着等にはペナルティが加算されるため、ミスは禁物です。

ドライバーの運転技術はもちろん、ペースノートの正確さ、ペースノート走行への習熟、コ・ドライバーとのチームワーク、リエゾン区間でのミスの防止、車体への攻撃性の高いグラベルではクルマを壊したりパンクさせたりしないような配慮(公道を走行するため、損傷の度合いによっては走行可能でもリタイアとなることもあります)など、様々な要因が結果に関係してくることになります。全てのSSを走行し終えても、ベースであるサービスパークに帰って来る途中のリエゾン区間でマシントラブルを起こせばリタイアとなってしまうこともあるため、まずは完走することが重要となります。

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ダートトライアルってどんな競技?

 未舗装の専用コースを走行し、タイムを競い合う競技です。1台づつ、通常は2本(2ヒートと呼ばれます)走行してタイムを計測し、2本のうちの速いほうのタイムを有効として順位を決めることになります。コースレイアウトは大会ごとに異なり、直前に発表されるため、競技前の「慣熟歩行」でコースをしっかり暗記し、路面状態を把握してライン取りを考えておくことが重要となります。

北海道では「新千歳モーターランド」や「オートスポーツランドスナガワ」のダートコースで主に開催されています。

 

 ジムカーナってどんな競技?

舗装の専用コースや、充分な広さを持つ舗装された広場(駐車場など)にパイロンを立てるなどしてコースを作り行われるスピード競技です。路面がダートか舗装かの違いがありますが、慣熟歩行や2ヒート制などを含めてダートトライアルと似ている競技形態となっています。パイロンが多用され、一つのパイロンの周囲をくるりと回る360度ターンなどで車両のダイナミックな動きを堪能することができますが、パイロンに接触するとペナルティとしてタイムが加算されてしまいます。

ロールケージが不要で、普段乗っているクルマそのままで出場することも可能であるため、一番気軽に参加できるモータースポーツとなっています。

北海道ではダートトライアル同様、先述の「新千歳モーターランド」や「オートスポーツランド砂川」で多く開催されます。

 

レースってどんな競技?

サーキットで開催される競技で、2台以上の車が同一のコースを同じスタートラインから同時にスタートし、所定の距離を最初に完走するか、所定の時間内に最も長い距離を完走した者が優勝となる競技です。

自動車競技と言えば、まずこの「レース」を思い浮かべる人が多いことでしょう。レースは、モータースポーツの花形種目であり、フォーミュラ1(通称F1)レースを頂点として世界ツーリングカー選手権(WTCC)、日本ではスーパーフォーミュラスーパーGTなど、いずれも人気度も高いものとなっています。

前述のラリー・ダートトライアル・ジムカーナはBライセンスで出場できますが、レースへの参加にはAライセンスが必要となります。

 

競技会について知るには?

北海道内で開催される各種のJAF公認競技会については、JMRC北海道のホームページが最良の情報源です。各競技ごとの年間カレンダーはもちろん、競技会が近づくと、開催要項や申し込み方法が記載された特別規則書が掲載されますし、種目ごとに統一申込書類もダウンロードできます。競技会によっては観戦案内なども掲載されますので、一度観戦してみたいと思われる方にもお勧めです。

 

モータースポーツを始めるには?

モータースポーツに興味 があっても、はじめの一歩をどう踏み出していいのかわからない方もいらっしゃるかもしれませんね。JAF公認競技へ参加するには、まず国内Bライセンスが必要です。まずはライセンス講習に参加して、Bライセンスを取得するとともに、競技会や車両製作についての情報を得ることをお勧めします。もちろん、私たちの講習会でも、喜んでご相談に乗らせていただきます。

いきなり競技に出るのではなく、オフィシャルとして競技にかかわる体験をして、全体の進行や競技会の雰囲気を知るのもよいでしょう。私たちの主催ラリーでは、もちろんそういった方のオフィシャル参加も大歓迎です。

まずはこちらからご連絡ください。お待ちしています!